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名古屋の税理士事務所で働くスタッフのブログ

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勘定科目の分類とその整理基準

簿記を行う上で、重要なものが「勘定科目」と言われるものです。これは、仕訳や財務諸表に用いられる表示金額の名称です。

簿記をする際にまず仕訳を行うことになりますが、仕訳とは、財産の移動を勘定科目に分け、さらにこれを借方・貸方に分けることです。

したがって、仕訳をするときにはまず勘定科目について知らなければなりません。また、勘定科目は財務諸表にも使われます。ここで財務諸表とは「貸借対照表」と「損益計算書」を指します。

つまり、勘定科目は仕訳のみならず、財務諸表を作成するにも知っていなければならない大事な事柄になります。さらに、勘定科目の名称だけではなくその分類も知っている必要があります。

ここで、勘定科目の名称はそれぞれの名称ですから、理解できるでしょう。しかし、勘定科目の分類についてはこれだけではわかりません。そこで、勘定科目の分類について説明します。

勘定科目は、主に5つに分類できます。その5つとは、「資産」、「負債」、「資本・純資産」、「収益」、「費用」になります。すなわち、勘定科目を覚えるときには、このどの部分に分類されるのか、までを覚えることになります。

また、勘定科目を分類する5つについてもさらに分けて整理できます。その分け方はまず前の3つと後ろの2つになります。前者3つは「貸借対照表」に使われるものです。対して後者の2つは「損益計算書」に使われるものです。

その他に、「資産」、「費用」の2つと「負債」、「資本・純資産」、「収益」の3つに分けることもできます。これは、前者が「借方」、後者が「貸方」になります。

もっとも、この場合は値が増加するときにこの通りの分類になり、逆に減少するときは反対側になるものという点に注意してください。

具体的に言うと、「資産」の一つである「現金」という勘定科目は、増加するときは「借方」として記入され、減少するときは「貸方」に記入されるということです。実際には、収入が「借方」、支出が「貸方」です。

また、「収益」の一つである「受取利息」という勘定科目は、増加するときは「貸方」、減少するときは「借方」に記入します。実際は、受取利息が発生したら「貸方」、利息を受け取ったら「借方」ということになります。

そして、この分類は「T字勘定」を作る際に利用します。勘定科目の数値の増減を記入するときに、「借方」なのか、「貸方」なのかは、この分類によって判断されるのです。

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