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名古屋の税理士事務所で働くスタッフのブログ

名古屋の会計事務所で働いている者です。何か気づきになれば幸いかと。

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誰のためのM&Aなのか

よくM&Aのリスクなどを考えると、「誰のために」その決断をするかということが話題になります。つまり会社は誰のものかということにもつながりますね。

皆さんは経営者としてどのように感じておられますか。今日は株式会社という立場でこのことを一緒に考えてみましょう。

結論からいうと株式会社が利益を追求する目的は「株主」のためであると言われています。

株式会社だと所有と経営は分離されて考えられていますので経営陣は株主のためにより多くの利益、配当金の給付を目指すべきなのです。

これはM&Aを行う際にも言えることです。M&Aを行うことによって大きな利益がもたらされます。それは間接的に株主に還元されることになり、最大の満足度を得ることができるのです。

しかしこれはあくまでもM&Aがうまくいった場合です。逆にM&Aを失敗していまうとそこにかけた資金や投資は全て水の泡となってしまい、株価の暴落につながります。

ですからもちろん株主に最大の損失がもたらされるのです。ですから企業はこのM&Aを行う際に十分な時間と話し合いを行う必要があります。

時には株主総会でM&Aを完了させるために必要な決議を行う必要もあるでしょう。ぜひこれから積極的にこのようなM&Aを行っていきたいと考えている経営者はこのようなことを考えてみてください。

さらにM&Aを成功させることは逆に会社を奪われないための対抗策ともなります。M&Aを成功させることで株価があがり、株主からの信用も高まることは皆さんも容易に想像することができますね。

ですからそのような状況では万が一、ライバル会社が買収のために株式を買い占めようとしてもそれは簡単には進みません。なぜなら多くの株主がそれに応じないからです。

ですから常にこの「株主」を中心に物事を考えると会社というのはより一番適切な方向に向かっていくことができるのです。もちろんM&Aには大量の資金が必要になることもあるでしょう。

その資金はどうやって調達しますか。もしかして株主と良好な関係を築いていて、信頼関係がそこにあるなら追加で株式を発行してM&Aのための資金を調達することも難しいことではないかもしれませんね。

さらに取引金融機関からの追加融資などに関する承認もより簡単に下りることでしょう。

ぜひ経営者の皆さんは従業員や顧客の事を考えるとともにこのような株主を意識して買収案や吸収案をまとめてみてはいかがでしょうか。そうすればM&Aの成功率も上がってくることでしょう。


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